好奇心が強い、というのはいろんなことに興味を持つことができるっていうことだよね。だとすると、それはドキドキ、ワクワクをつくるモトの親玉みたいなものだから、とても素敵なこと。ボクに限らずペンギンはみんな新しいもの好きでいつも好奇心いっぱい。だから人間にも興味しんしんなんだ。
長老も「好奇心がペンギンを育てる」って言ってるくらいだからね。大切なものなんだ。
でも、「時に好奇心はペンギンを殺す」とも付け加えてたっけ。コレはボクも思い当たるフシがある。「あっちだ!」って思ったら氷に割れ目があるのに気が付かないで突進して落っこちちゃう、っていうやつだね。あと、「得意なことはすごく上手になるけど、嫌いなことは全然ダメ」っていうのも「殺す」ことなのかもしれないな。
さて、嫌いだけどしなくちゃいけない時にはどうしたものか?
エレノワだったら「嫌いな理由を全部あげてみる ©Maiko*」、そして「上から眺める ©Maiko*」かな。
あとは「徹底的にアマノジャクになる ©Maiko*」っていうのもあったな。
ボクはこの「アマノジャク」が大好き。相手が言ったことの逆を考えて「これでどーだ」っていうのがアマノジャクだけど、それを自分のことにも使ってみると面白いよ。
「嫌い」の反対だから「好き」。
で、徹底的だから、「大好き」ってなって、その理由を全部考える。
そうすると、「好き」とも「嫌い」とも違う別の気持ちがしてくるかもしれないよ。
「好きじゃないけど、やってもいいかも」みたいなの、まぁヘリクツといえばヘリクツだけど、でも「嫌いだけど無理矢理やる」のに比べたらなんぼかマシだよ。
どっちにしても「嫌い」からスタートして「やる!」に結びつけるのは、なかなか難しいことだよね。それだけに工夫のしどころも多いっていうこと、かな。
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